●がん(癌=悪性腫瘍)
・血栓の生成を抑制し、血栓症対策(がんの死因に血栓症は多い) ・貧血に備える、造血の促進(がんの末期は貧血を伴っている例が多数ある) ・体内の抗酸化酵素を高める、活性酸素による酸化ストレス対策 ・抗がん剤の副作用に対する対策 ・体力の強化、長期にわたる治療による衰弱対策 ・ストレス耐性を高める、疾病によるストレス対策、前向きに治療を進める ●霊芝による康復法 ⇒微小循環の血流改善 霊芝は微小循環の血流改善に働きます。すると体内環境が整い、がんにより生じた悪液質は改善され、転移・浸潤の可能性を減らします。治療や予防、必須栄養素・酸素の供給、免疫などの基本となるのが微小循環の領域なのです。 ⇒免疫の調整作用・腫瘍マーカー対策 霊芝は免疫系に対して調整的な双向性があるため、生体の免疫バランスが保たれ、生体機能恒常性の維持などに有効な影響を与えます。この作用が腫瘍マーカーの改善につながるのです。 ⇒酸素の供給量を促進 霊芝には、酸素の供給量を高める物質「2,3-DPG(グリセリン2,3-リン酸)」の産生を促進させる作用があります。低酸素下のがん細胞は細胞死しにくいことなどが確認されていて、低酸素はがんの治療にも大きな障害となっています。 ⇒血栓の抑制対策 がんによるストレスや終末期には血栓による副作用が起こります。しかし、血栓の溶解は異常出血の原因にもなります。霊芝は、血栓を溶かすのではなく、形成し始めると次から次へと形成する血栓の抑制に影響を与えるのです。 ⇒貧血への対策 がんが進行し治療の過程で血液の造血系に影響が出てきます。そのため貧血に陥り、酸素を体内に十分に行き渡らせることができなくなり細胞を低酸素状態にしてしまいます。霊芝は造血前駆物質の活性化にも影響をあたえるため、貧血改善に期待できるのです。 ⇒抗酸化への対策(体内抗酸化酵素GSH-Pxの促進) 活性酸素が体内に増えすぎると、遺伝子が傷つけられ、がんの転移や進行に影響します。従って、がんの引き金となる活性酸素を取り除くには抗酸化物質が必要になります。霊芝は、体内で作られる非常に強い抗酸化作用を持つ物質「GSH-Px(グルタチオンペルオキシダーゼ)」の活性に影響を与えるのです。 ⇒抗がん剤の副作用に対する対策 霊芝には、抗がん剤との併用により、白血球の減少症や抗がん剤の副作用を抑え、患者の抗がん剤への耐性を高めて、抗がん剤の薬効をより発揮することができるというデータがあります。 【がん(悪性腫瘍)に対する霊芝のデータ一覧】 ○ 霊芝のマウス全血GSH-Px活性への影響 ○ 霊芝のConA活性化されたリンパ球増殖への影響 (in vitro) ○ 霊芝の抗癌剤による細胞傷害への保護作用 ○ 霊芝の赤血球の2,3-DPG産生への促進作用 ○ 霊芝の患者爪上微小循環への影響 ○ 赤血球膜粘度への作用 ○ 霊芝のヒト赤血球変形への影響 ○ 霊芝の血栓形成への抑制作用 ○ 霊芝の赤血球凝集性への影響 ○ 霊芝の血管内皮細胞の増殖への影響 ○ 霊芝の患者血漿一酸化窒素産生への影響 ○ 霊芝の抗がん剤の副作用に対する影響 ○ 霊芝の抗がん剤の毒性に対する白血球、血小板への影響 ※詳細は『HM真菌エビデンス』(微小循環研究所 刊/本体価格1,000円+税)をご覧ください。 |