●心疾患
 心臓の冠動脈の血流障害や動脈硬化が進み、血管が次第に狭くなったり血流が低下したりすると「心虚血」が起こります。
 冠動脈などの血管内皮細胞は、通常、血管を円滑に維持しています。ところが、老化や高血圧・中性脂肪・酸化ストレスの増加などにより、血管内皮細胞が阻害されます。すると、NO(一酸化窒素)などの産生が低下して血管が収縮し、炎症を起こしやすく血栓が形成されやすい血管になってしまいます。動脈硬化による狭窄ができると、そこに血小板が集まり互いにくっ付きあって血栓となり狭窄が進行するのです。
 
 心筋虚血とは、冠動脈の狭窄により、心筋に供給される酸素量よりも心筋が消費する酸素量が多いときに起こります。心筋酸素消費量が増加、あるいは心筋酸素供給量が減少しても起こります。これを「虚血性心疾患」と呼びます。代表的なものに狭心症心筋梗塞があります。 


●霊芝による康復法
 康復法においては、心臓は筋肉であり、血管はコラーゲンチューブであると認識して対処します。

⇒微小循環の血流改善と血栓対策・酸素の供給量の促進
 虚血性の心疾患の場合は、霊芝による微小循環の血流改善酸素の供給量の促進、そして、出来た血栓を溶かすのではなく、出来始めると次から次へと出来ていく血栓の形成抑制に影響を与えます。
 霊芝にはその他、心機能へ影響するデータもあります。


【心疾患に対する霊芝のデータ一覧】
○ 霊芝の灌流停止前の摘出心臓の機能への影響
○ 霊芝の赤血球の2,3-DPG産生への促進作用
○ 霊芝の高血圧患者の血圧(kPa)への影響
○ 霊芝の患者爪上微小循環への影響
○ 赤血球膜粘度への作用
○ 霊芝のヒト赤血球変形への影響
○ 霊芝の血栓形成への抑制作用
○ 霊芝の赤血球凝集性への影響
○ 霊芝の血管内皮細胞の増殖への影響
○ 霊芝の患者血漿一酸化窒素産生への影響



※詳細は『HM真菌エビデンス』(微小循環研究所 刊/本体価格1,000円+税)をご覧ください。