睡眠部会(Expert committee of Sleep)


緊急 提言   「厚労省:睡眠薬の使用ガイドライン」
 に関する
睡眠部会としての提言

 長期にわたって睡眠薬を使い続け、薬に頼らないと眠れない依存症の生じる不眠症患者がおおいとして、厚生労働省研究班と日本睡眠学会は、「睡眠薬の適切使用に向けた初の指針」を公表しました(2013年6月13日)。
 睡眠薬との上手な付き合い方40項目をQ&A形式で解説しているこのガイドラインでは、睡眠薬に頼らず生活習慣を見直すことの重要性を説き、「定期的な運動」、「就寝前の空腹を避ける」、「就寝前4時間はカフェインの入った飲食物を避ける」、「就寝前は喫煙しない」を挙げています。


   ※睡眠薬の使い方、やめ方の指針
     ⇒http://jssr.jp/
      (日本睡眠学会HP)
   ※睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン
     ⇒http://www.ncnp.go.jp/press_release130611.html
      (国立精神・神経医療研究センターHP)

 睡眠及び睡眠薬に関し、康復医学学会・睡眠部会はここに次の緊急提言を行いたいと思います。


【康復医学学会・睡眠部会からの提言】

 睡眠薬を使用せずに不眠を改善する方法として、以下の項目を実践する。

 @ラフマ葉エキス甘草エキスイチョウ葉エキス(生薬様食品)の摂取。
    1日3回 朝×1粒、夕方×2粒、就寝前×1粒 (ラフマ葉エキス35mg/1粒中)
    ※ 上記の3種混合は特許です。

 A
「グリシン」(効能アミノ酸)の摂取。
    1日3回 朝×1包(3g)、夕方×1包(3g)、就寝前×1包(3g)
 B
朝、起床後4時間以内に5分間日光を浴びる(曇っていても可)
 C
昼食後1時間以内に5分間目をつぶる。
 D
起床時間を決めて習慣化する。 

 @Aの「ラフマ葉エキス」及び「グリシン」は常用性がなく、副作用もありません。これらは、不眠に対して最も効果的な改善ができた〔生薬様食品〕+〔効能アミノ酸〕です。さらに生活の中でB〜Dを毎日の習慣にすれば、より一層の不眠の改善につながります。

 不眠に悩む人、睡眠薬は使用したくないという人は、ぜひお試しください。そして、その感想をお聞かせください。また、この提言を他の皆様にお伝えいただければ幸いです。



≪注意1≫ 生薬様ラフマ葉は「紅麻」です。現状ラフマ茶として使われているのは、ほとんどがラフマの代用品の白麻か大葉白麻ですので注意が必要です。
≪注意2≫ ラフマ葉エキス商品の中には、上記の甘草、イチョウ葉以外に、GABAなど他の成分を混ぜているものがあります。しかし、GABAは血中に溶けたとしても血液脳関門は通しませんし、他の成分も混ぜたことにより体にどのような影響を与えるのかが明確ではありません。睡眠部会としては、上記「ラフマ葉+甘草+イチョウ葉」以外の成分を加えている商品は、極力避けていただくことが懸命だと考えています。